出版社内容情報
知らないと損をする「タダでもらえるお金の探し方」と「応募や申請を上手に進めるテクニック」。上手に活用し経営を有利に進めよう。
国や自治体が企業にお金をくれる。
少なくても数十万円、多い場合は1000万円以上もくれることがある――。
それが補助金や助成金などと呼ばれる公的資金だということを、ご存じの社長さんは多いでしょう。
では、その「返済不要の公的資金」を実際に活用している社長さんは、どれくらいいるのでしょうか。
残念ながら、きわめて少ないというのが実情です。
活用できない大きな理由は
「どんな補助金・助成金がもらえるのかわからない」
「応募や申請のしかたがわからない」
の2つでしょう。
そこで本書では「もらえるお金の探し方」と「応募や申請を上手に進めるテクニック」を、初めて応募・申請する方にもわかるようにまとめました。
知らないと損をする「タダでもらえるお金」を上手に活用し、経営を有利に進めましょう。
― もくじ ―
まえがき
第1章 まずこれを押さえよう 返済不要の公的資金の基礎知識
中小企業向けの補助金とは
公的補助金の独特な特徴を押える
補助金受給に必要な4つのステップ
補助金には大きく3つの種類がある
「要件認定性の助成金」と「応募採択性の補助金」
助成金・補助金の経理処理はどうするのか
入金された助成金・補助金をどう使うか
国の支援体系を知る
儲かる!?コネタ
第2章 獲得ノウハウ「要件認定制の助成金」
知る側になるか 知らない側のままでいるか
労働関係の助成金は取りやすい
もらえる助成金探し 資料はこの1冊でOK
助成金を受給できない会社とは
助成金獲得に至るまでの流れ
足を使って 電話でつめる
要件を満たしているか ここをチェック
「目的要件」「事業主要件」をシンプルにチェックする
「コト要件」の3要素をチェックする
長々と書かれた役所の資料 読みとく鍵は「まず森から」
コト要件の「いつ」「何を」「どのように」
「つかえる助成金」を狙う
難解な申請手順はこうまとめよう
注意! 意外と多い「これをやってからじゃないとダメ」
申請書の作成2つのコツ
社外専門家を使うなら
書類管理の専用ファイルをつくる
添付書類に出てくる「原本証明」とは何か
実態に即した就業規則をつくっておく
労働保険関係資料を整理しておく
このほかよく求められるもの
「上手にもらう」と「不正受給」の違い
儲かる!?コネタ
第3章 獲得ノウハウ「応募採択制の補助金」
「応募採択性の補助金」の特徴
「応募採択性の補助金」はどんな取り組みを対象にしているのか
補助金獲得までの道のり
補助金探し 最初の検討用資料はこれ
インターネット検索ではこのサイトを使う
応募採択制の補助金は「折れない心」が大事
「勝負になる計画書」と「勝負にならない計画書」
「勝負にならない計画書」に直結する例
狙い目の補助金は「広さ」と「深さ」をチェック
狙い目の補助金はこうして見つける
法律に基づいた補助金は飛躍のきっかけになる
法律の認定で補助金が設けられている例
いざ挑戦! 公募要項(要領)の読み進め方
公募要項の要点を抜き出す
「勝負になる計画書」作成 最初のポイント
審査員に教えてあげる感覚で書く
審査員のハートをつかむ1点ズドン!
「つかみ」の切り口は「世の中のメリット実現」
計画書に着手するのは最後でいい
儲かる!?コネタ
計画書作成の具体技「ストーリーフォーマット」
ストーリーフォーマット作成のポイント
「第1領域」対象事業 「第2領域」審査基準
「中心」実現されること 「効果」もたらされる利点
「実現のストーリー」まずは現状を整理する
「実現のストーリー」事業計画の内容を具体的に
ストーリーフォーマットから計画書へ展開する
説得力を高める技術(1) 箇条書きをできるだけ使う
説得力を高める技術(2) 「裏付け」となる情報を用意
説得力を高める技術(3) できるだけ「数字」を示す
事業経費一覧表では「補助対象経費」に注意する
実施の体制、スケジュール、利益計画の書き方
最後の仕上げは「昨晩書いたラブレターの法則」で
儲かる!?コネタ
採択されてから受給まで
事業実施時に注意すべきこと
「補助金管理ノート」をつくる
ストーリーフォーマット 他の用途での使い方
儲かる!?コネタ
第4章 もっと使える公的支援
中小企業新事業活動促進法による支援策
中小企業新事業活動促進法の「新連携」について
農商工等連携促進法による支援策
中小ものづくり高度化法による支援策
60歳以降の従業員に対する公的資金で経費削減
60歳以降の方への特例「特別支給の老齢年金」
60歳以降の方へは3方向の支援がある
労働関係の助成金 その実際例
上手に活用するための最後のポイント
【著者紹介】
湘南コンサルティング代表。中小企業診断士。
1965年、神奈川県茅ケ崎市出身。独協大学法学部卒。経営コンサルタント会社勤務を経て、2001年に独立。製造業からサービス業まで幅広業種の経営コンサルティングを手がける。返済不要の公的資金の活用、半年単位の業績型年棒制の導入、生産現場のコスト改善などを得意としている。また、学生時代のプロボクサー経験や趣味のクラシックスポーツカーの話などをまじえた講演活動も行なっている。
内容説明
国や自治体が企業にお金をくれる。少なくても数十万円、多い場合は1000万円以上もくれることがある―。それが補助金や助成金などと呼ばれる公的資金。本書では「もらえるお金の探し方」と「応募や申請を上手に進めるテクニック」を、初めて応募・申請する際にもわかるようにまとめました。
目次
第1章 まずこれを押さえよう―返済不要の公的資金の基礎知識(中小企業向けの公的資金とは;公的補助金の独特な特徴を押さえる ほか)
第2章 獲得ノウハウ「要件認定制の助成金」(知る側になるか知らない側のままでいるか;労働関係の助成金は取りやすい ほか)
第3章 獲得ノウハウ「応募採択制の補助金」(「応募採択性の補助金」の特徴;「応募採択性の補助金」はどんな取り組みを対象にしているのか ほか)
第4章 もっと使える公的支援(中小企業新事業活動促進法による支援策;中小企業新事業活動促進法の「新連携」について ほか)
著者等紹介
長谷川聖一[ハセガワセイイチ]
湘南コンサルティング代表。中小企業診断士。1965年、神奈川県茅ヶ崎市出身。獨協大学法学部卒。経営コンサルタント会社勤務を経て、2001年に独立。製造業からサービス業まで幅広い業種の経営コンサルティングを手がける。返済不要の公的資金の活用、半年単位の業績型年棒制の導入、生産現場のコスト改善などを得意としている。また、学生時代のプロボクサー経験や趣味のクラシックスポーツカーの話などを交えた講演活動も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。