物流業界の新常識―陸運・海運・空運・フォワーダー・3PL 激変する業界の動きが一目でわかる

物流業界の新常識―陸運・海運・空運・フォワーダー・3PL 激変する業界の動きが一目でわかる

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769609636
  • NDC分類 680
  • Cコード C0034

内容説明

「産業の動脈」とも呼ばれている物流業界。いまや物流業は、自ら輸送手段を保有する伝統的な運輸業にとどまらず、自らは輸送手段を持たずに貨物スペースを売買したり、国際間輸送に必要な各種手配やコンサルティングも含めたロジスティクスへと幅を広げた。ドア・ツー・ドアの国際一貫輸送を自社の経営資源だけで提供するインテグレーターも勢力を伸ばしている。そして、民営化された「眠れる獅子」日本郵政の物流本格参戦。ますます激化する競争・再編で「物流業界」はどこへ向かうのか。「眠れる獅子」日本郵政の本格参戦で、ますます錯綜する「合従連衡」の行方を探る。

目次

第1章 物流業界でも陸・海・空を超えた合従連衡が本格化
第2章 陸・海・空から倉庫・商社まで物流業界進化論
第3章 陸運業界の最新動向―規制緩和と郵政民営化で競争激化
第4章 海運業界の最新動向―かつてない大活況受け物流再編を主導
第5章 空運業界の最新動向―SCM普及で航空貨物のニーズ高まる
第6章 日本郵政、インテグレーターの最新動向―物流再編の台風の目に

著者等紹介

大滝俊一[オオタキシュンイチ]
1987年慶應義塾大学法学部卒業後、東洋経済新報社入社。『オール投資』『会社四季報』『週刊東洋経済』などの編集部を経て2007年から『株価四季報』編集長。この間、業界担当記者も兼任し家電、アパレル、化学、医薬品、鉄道、映画などの各業界を担当。陸運・海運・空運など物流業界については2005年から担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T2C_

3
今となっては少し古いが、当時の国内外の陸海空(と倉庫)の物流を担う業界について、業界上位層のデータを基に記述されている。内容は業界や企業の歴史的経緯や動向、シェア、得意・不得意分野などで、自分が全くの素人なので概観には適している印象を受けた(重複する説明は多かったが)。特に記憶に残ったのは燃料や為替の相場変動の影響を強く受けることや、特に空や内航に関しての法規制の厳しさ、それから国内物流展開は割と頭打ちで、生き抜くために海外展開が必要であることか。全体的には非常に面白味がある業界だなと。2016/06/29

T2C_

1
再読。読む度に分かることが増えていくのを実感できるのが面白い。陸海空それぞれの沿革と、それに伴った変革、今後の展望が1本のストーリーとして理解できてきた。常にシェアの奪い合いが発生している陸運、特に大きな業界再編があり、実質的自由市場である海運、日本では比較的広まり辛く、制度的な保障はあるとはいえ燃料高などでコストとの兼ね合いが難しい空運。それぞれの長短を補い合うために、今後も合従連衡は長いこと続く嵐のような業界だろうな、という印象。しかしそれゆえに面白く、そんな荒波に乗って利益を生み出す人間となる意欲。2016/10/28

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