内容説明
高校2年、17歳の11月。神田麻希子さんは左足付け根の激しい痛みに襲われた。病院を転々として判明した病名は「仙骨ユーイング肉腫」。小児から10代にかけて発生する、悪性腫瘍だった―。それから4年間、21歳で亡くなるまで、決して生きる希望を忘れずに病気と闘い続けた彼女の愛と涙と勇気の記録。
目次
神田麻希子という人生
1 発病―私は絶対負けない
2 反発―怒りと哀しみと
3 希望―生きるって、やっぱりうれしい
4 祈り―神様、私をたすけて
5 受容―死と向き合って
6 感謝―みんな、ありがとう
神田麻希子さんのこと
著者等紹介
神田麻希子[カンダマキコ]
1980年、茨城県稲敷郡茎崎町(現つくば市)に4人兄姉妹の3番目として生まれる。高校2年の11月に小児がんの一種である「仙骨ユーイング肉腫」と診断され、その後4年間、闘病生活を送る。入退院を繰り返しながらも勉学に励み、2001年には東京家政学院筑波女子大学(現筑波学院大学)国際学部国際社会学科入学。2002年3月、国立がんセンター東病院PCU病棟にて死去。享年21歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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