内容説明
相続・贈与には、遺産分割に関すること、財産の名義変更手続きに関すること、相続争いに関すること、事業の承継に関すること、節税対策、納税資金の準備など、さまざまな知識が必要。そのなかから最低限必要な、また知っていると役に立つ知識をわかりやすく解説。相続税・贈与税はどのくらいかかるのか、どんな相続・贈与に税金がかかるのか、税金を少しでも安くするにはどこに気をつけたらいいか、思いどおりに財産を処分するにはどうすればいいか、誰にどれくらいの相続権があるのか、確実な遺言を残すにはどうすればいいか―税金、法律、遺言書など、ちょっと困ったとき、知りたいことがあるときに、さっと引けて理解できる便利な1冊。
目次
第1章 相続人になれるのは誰か
第2章 相続の発生と相続財産
第3章 遺産分割協議の基礎知識
第4章 相続税の基礎知識
第5章 贈与と贈与税の基礎知識
第6章 上手な相続税対策のしかた
第7章 遺言の基礎知識
第8章 自分の希望どおりに財産を処分するには
著者等紹介
小沢吉徳[オザワヨシノリ]
昭和42年3月、静岡県生まれ。司法書士。平成元年、私立青山学院大学法学部を卒業後、平成3年に司法書士登録。現在、静岡市において小沢司法書士事務所を営む。平成9年2月より、静岡県青年司法書士会クレジット・サラ金問題相談センターの事務局長として、常設電話により、多くの多重債務者の相談を受ける毎日を送っている。また、全国青年司法書士協議会においても、消費者問題担当として全国一斉クレサラ110番などの事業に携わっている。平成9年10月からはホームページを立ち上げ、クレサラ問題、少額訴訟などを重点的に取り上げている
杉山明喜雄[スギヤマアキオ]
昭和32年10月生まれ。公認会計士・税理士。昭和55年、東京国際大学商学部を卒業。昭和55年、税理士試験合格。昭和59年、公認会計士第2次試験合格。昭和63年、公認会計士第3次試験合格。昭和58年9月、太田昭和監査法人(現・新日本監査法人)入所。平成3年12月に同監査法人を退所後、平成4年1月、杉山明喜雄公認会計士事務所を設立。平成10年4月、静岡産業大学非常勤講師、平成14年4月、静岡大学人文学部非常勤講師に就任。現在は、中小企業の会計税務顧問、相続対策、事業承継対策および公益法人の会計指導を主な業務としている
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