内容説明
戦後最悪の不況期のいま、毎日のように企業倒産のニュースが伝えられている。特に中小企業の倒産はこれからが本番。「信用取引での危機回避能力」が求められる時代に待望の本。本書の信用調査27のチェックポイントをマスターすれば、体系的な「生きた経営学」が身につく。また、「CI式・企業簡易診断表」や「得意先異常発見報告書」などと併せて活用すれば、信用度の有力な判断資料となり、「いざ」という時の回収ノウハウになる。自社の診断もできるので、経営改善の指針にもなる。本書は、現場の実践に即した、営業マン・経営者・経理マンが取引先・得意先の「危険シグナル」を見抜くためのノウハウを徹底解説した。
目次
第1章 「大倒産時代」に信用調査はますます重要
第2章 「倒産はなぜ起こるのか」を知っておく
第3章 信用調査27のチェックポイント―「企業を見る眼」の養成
第4章 信用度診断と与信管理はこうする
第5章 「倒産の危険シグナル」を見逃さない方法
第6章 「回収の危機管理」に終わりはない
著者等紹介
中川三樹[ナカガワミキ]
1933年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。専門商社の営業マン、自営業を経て、中小企業診断士として企業調査に従事。その後、大阪商工会議所の経営指導員、専門相談員などを歴任。現在、経営コンサルタントとして、経営診断、一般社員教育と「営業力強化セミナー」「営業マンによる信用調査と与信管理の手法セミナー」などの経営セミナー講演を専門分野としている
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