内容説明
メーカーの流通系列化、チェーン展開をはかる量販店の台頭、戦後初の小売店数の減少と、問屋をとりまく状況はいぜん厳しい。転廃業を迫られる問屋もあとを絶たないが、その一方、明確なコンセプトにのっとった革新的経営を目ざし、業績を着実に伸ばしている問屋があるのも事実である。流通における新機能・新業態の開発、全社一丸となった体質改善等にとり組む先鋭的問屋を通して、伸びる問屋の要件を探る。
目次
1章 伸びる問屋、伸びない問屋
2章 問屋をとりまく状況はどう変わるか
3章 問屋の原点を見直す
4章 復権をかける問屋の経営課題
5章 伸びる問屋の条件
6章 伸びる問屋・躍進のノウハウ(ハセガワ;岡永の日本名門酒会;名取屋;久世;東邦薬品;山三商事;サンエス;インターステイト・レストラン・サプライ;ミブ・デイリーフーズ;プリンセストラヤ;浅沼商会;フレッシュセンターナガイ;武田食糧)