内容説明
米国はその特許制度の基礎を米国憲法に置き、米国産業の保護発展のため、ダイナミックに特許制度を活用してきました。そうした制度の活用ぶりには学ぶべきところも多くあります。本書では、できる限り根拠となっている米国の判例を明示し、また参照の便宜のため、キーワードを中心に英文併記を心がけています。そして、特に日本の出願人や実務家から見た米国の特許制度のユニークな点や注意点を中心に、説明したものです。
目次
米国の特許制度のストラクチャー
特許性要件
各種特許出願
特許出願明細書の記載と出願後の手続き
特許後の手続き
守秘特権
クレーム解釈
著者等紹介
小西恵[コニシケイ]
長野県長野市生まれ。早稲田大学心理学科卒業。日本アイ・ビー・エム株式会社にシステムエンジニアを経て、1996年弁理士登録。日本弁理士会、国際知的財産保護協会(AIPPI)、アジア弁理士協会(APAA)、国際ライセンス協会(LES)、International Federation of Intellectual Property Attorneys(FICPI)、工業所有権法学会、著作権法学会所属。神奈川県茅ヶ崎市在住
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