内容説明
本書では、ナノテクの基礎的な技術に触れながら、IT・エレクトロニクス、機械・自動車、環境・エネルギー、バイオ・医療などの分野での最先端活用事例約70項目を収録、さらに米国、欧州、アジアのナノテク開発動向や特許動向についても取り上げています。執筆に当たっては、斯分野の第一線研究・技術者80余名が、図や写真を豊富に使って、分り易く解説しています。
目次
第1章 ナノテクノロジー最新動向(日・米・欧・アジアにおけるナノテクノロジー;ナノテク特許と研究動向)
第2章 ナノテクの基礎的共通技術
第3章 ナノマテリアル
第4章 ナノテク活用編(IT・エレクトロニクス産業でのナノテク活用;自動車産業でのナノテク活用;機械産業でのナノテク活用;化学・環境・エネルギー産業でのナノテク活用;バイオ・医療・医薬・美容でのナノテク活用;分野融合が進むナノテク)
第5章 ナノテクノロジーに賭ける技術立国再生への道
著者等紹介
川合知二[カワイトモジ]
大阪大学産業科学研究所教授。ナノテクノロジーセンター長。昭和21年6月22日生まれ。1969年東京大学理学部化学科卒業。1974年東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程終了。理学博士。1975年国立分子科学研究所助手。1983年大阪大学産業科学研究所助教授。1992年大阪大学産業科学研究所教授。2001年大阪大学産業科学研究所高次インターマテリアル研究センター長(併任)2002年3月まで。2002年大阪大学産業科学ナノテクノロジーセンター長(併任)。専門分野は多機能が調和した人工生体情報材料の創成、DNAナノテクノロジー。内閣府総合科学技術会議専門委員、文部科学省科学技術・学術審議会専門委員、経済産業省産業構造審議会臨時委員など
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