ビジネスモデル入門―代表的ビジネスモデルと構築法

吉原 賢治【著】

工業調査会（2000/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 260p／高さ 21cm
• 商品コード 9784769361336
• NDC分類 336
• Cコード C2034

内容説明

米国に端を発する新ビジネスモデルの波が、日本をも巻き込もうとしている。ビジネスモデルを簡単にいえば商売のやり方で、そのやり方が情報通信革命により大きく変革してきた。インターネットをはじめとする情報通信を活用した新しいタイプのビジネスモデル企業が数多く誕生し、世界的にも圧倒的な強さを発揮して急成長している。充来の伝統的な商売形態を変革・改変するだけでは、ｅ‐ビジネスに代表される新世紀型企業にはそのスピード、質などの競争力の上で太刀打ちできない状況に追い込まれている。２１世紀に向けて、企業はいかにその変革に対応するかが急務となっている。本書は、全産業に急速に浸透しつつあるビジネスモデルの変革にいかに対応するか、代表的なビジネスモデルを事例に、その構築法を具体的に述べている。

目次

第１部　ビジネスモデルの潮流（押し寄せるビジネスプロセスモデルチェンジ；トータルビジネスエンジニアリング；サプライチェーンビジネス（プロセス）モデル
代表的ビジネスプロセスモデリング技法）
第２部　ビジネスプロセスの設計技術（ＰＤＲのＢＰＥ適用；Ｈ・ＰＤＲ構想；ＡＬＯＷ‐ＬＳＰ；ビジネスモデリングのプロセス）
第３部　ビジネスモデルのケーススタディ（Ｋ社サイバービジネス移行計画；Ｙ社事業モデル再編・予備検討；ＡＢＣ社融合事業モデル計画）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[葉]

ビジネスモデルの本質は変わらないと思うが、ネットなどの利用で幅は格段に広がったと思う。3-DCEには、DFM・プロジェクトスケジューリング・設計構造・プロセスボトルネック・顧客要求の5つのツールがある。サプライチェーンビジネスモデルについても知らないことだらけである。PDRモデルのハイアラキーの図はマクロとミクロとフローの明確化がある。経営学部が大変ということが改めてわかった。

2015/10/14