内容説明
本書は、「画像処理応用技術」(田中弘編、工業調査会、1989年7月初版)を執筆の原点に置いている。この先に出版された本は、物づくりをベースにした現場の工業技術であること、普遍的な内容で陳腐化しない内容であることが執筆方針となっているが、本書もこの方針を受け継いでいる。そして、本書は技術内容をさらに噛み砕いて、大学の学部生レベルで理解できること、大学、高専などの副読本として利用できること、企業の新人教育に利用できることなどを目指した。数式をできるだけ省いて表現し、学校ではあまり教えない現場レベルの生きた内容を盛り込むことに努めた。
目次
第1章 画像処理技術の概要
第2章 画像処理技術の基礎
第3章 画像処理技術の基本手法
第4章 画像処理技術の実現手法
第5章 画像処理技術の応用事例
第6章 画像処理技術の将来展望
著者等紹介
岡崎彰夫[オカザキアキオ]
1952年愛媛県新居浜市に生まれる。1975年名古屋大学工学部電子工学科卒業。1980年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻博士課程修了。1980年東京芝浦電気株式会社(現、株式会社東芝)入社、同社・総合研究所(現、研究開発センター)にて画像処理技術の研究開発に従事。1982年工学博士「線図形の構造的処理に関する研究」。1990年同社・総合研究所情報システム研究所主任研究員。1993年同社・マルチメディア技術研究所担当課長1999年株式会社東芝柳町情報・社会システム工場要素技術部画像処理技術主幹、現在に至る
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感想・レビュー
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- 和書
- 幸福を呼ぶみどりの石