内容説明
手軽に読める入門書かつ実用書にしたく本書を記した。このため、膜は何でもできますという視点でなく、膜を活かすための課題と対策を記すことに主眼を置いた。
目次
第1章 ろ過のはなし
第2章 浸透圧について
第3章 膜の製法
第4章 膜の基本的性能
第5章 膜ろ過のメカニズム
第6章 膜モジュールと運転方法
第7章 製造プロセスにおける膜ろ過
第8章 用水処理および排水回収処理における膜ろ過
第9章 浄水処理における膜ろ過
第10章 活性汚泥処理における膜ろ過
付録
著者等紹介
澤田繁樹[サワダシゲキ]
栗田工業(株)プラント第二事業本部開発部研究主幹。1948年京都市生まれ。1971年立命館大学理工学部化学科(生物化学)卒業、同年栗田工業(株)入社。大阪本社工事部を振り出しに、横浜の総合研究所配属を経て、その後研究開発部門で一貫して水処理装置の研究開発に従事。この20年間は用水、浄水、排水回収処理に関する膜分離技術の研究開発に従事し、膜ファウリング抑止技術の面からコストダウン策を追及している。2002年横浜国立大学大学院工学研究科博士課程を修了。博士(工学)、技術士(水道部門)。日本膜学会評議委員、日本液体清澄化技術工業会技術委員長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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