内容説明
本書ではマイクロカプセルの工学的観点からの開発・応用・製品化を中心にまとめた。造られたマイクロカプセルがどのように応用され、製品としての機能・性能に貢献しているかの説明に心がけた。
目次
第1章 マイクロカプセルとは(マイクロカプセル化技術の変遷;マイクロカプセルのいろいろな製法と機能化への展開 ほか)
第2章 身近で使われているマイクロカプセル(マイクロカプセルトナー;マイクロカプセル複写伝票 ほか)
第3章 食品・医薬・化粧品へのマイクロカプセルの応用(食品へのマイクロカプセルの応用;酵母マイクロカプセル ほか)
第4章 マイクロカプセルのいろいろな新しい使われ方(マイクロカプセルの最近の動向;マイクロカプセルとナノカプセルの接点 ほか)
著者等紹介
小石眞純[コイシマスミ]
1957年菊池色素工業(現在、キクチカラー)技術部、1962年東京理科大学理学部化学科助手、薬学部製薬学科講師、助教授をへて1976年教授。1974年Research Associate,Clarkson College of Technology,USA、1987年基礎工学部長万部教養教授、教養部長、2002年11月東京理科大学名誉教授の称号授与される。現在、材料技術研究協会会長、日本塗装技術協会副会長、日本顔料技術協会理事。理学博士。専門は粉体工学、粉体の表面化学
江藤桂[エトウケイ]
1979年トッパン・ムーア株式会社(現トッパン・フォームズ株式会社)入社。以来、マイクロカプセル技術の研究に従事。現在、トッパン・フォームズ株式会社研究開発本部基盤研究所所長。専門は高分子化学、高分子微粒子の材料開発
日暮久乃[ヒグラシヒサノ]
1987年トッパン・ムーア株式会社(現トッパン・フォームズ株式会社)入社。以来、マイクロカプセル技術の研究に従事。現在、トッパン・フォームズ株式会社研究開発本部基盤研究所課長。専門は高分子化学、高分子微粒子の材料開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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