K books series
ここまできた導電性接着剤技術―低温実装技術として急浮上

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769341765
  • NDC分類 579.1
  • Cコード C2058

内容説明

導電性接着剤の応用が多様化している。これははんだ付けに比し鉛フリー、VOCフリー、フラックレス、そして低温実装が可能という特徴が新世代のインターコネクタ技術として認知されたからに他ならない。本書では導電性接着剤の歴史から始まり、物理、構成材料、実装プロセス、信頼性、応用などその全貌をやさしく解説している。さらにLCDとともに発展してきた異方性導電性フィルム(ACF)と非導電性接着剤についても取り上げ、話題を広げている。本技術が着実に進展しているところを十分汲み取っていただきたい。

目次

第1章 導電性接着剤の歴史
第2章 等方性導電性接着剤(ICA)の物性
第3章 導電性接着剤を構成する材料とキュア
第4章 接続界面の構造
第5章 導電性接着剤を用いた実装プロセス技術と応用
第6章 異方性導電性フィルム(ACF)
第7章 非導電性接着剤による実装
第8章 導電性非着剤接続の信頼性
第9章 導電性接着剤の各種応用分野とロードマップ
第10章 ナノペーストとインクジェット技術
第11章 鉛フリー化から先進実装へ進化する接着剤技術

著者等紹介

菅沼克昭[スガヌマカツアキ]
1977年東北大学工学部原子核工学科を卒業し、同修士および博士課程を修了後、1982年大阪大学産業科学研究所助手に採用され、セラミックスと金属の接合に従事、接合信頼性の考え方を築き応力緩和構造などを開発した。1987年より防衛大学校助教授、1996年に大阪大学産業科学研究所に教授として戻り、現在に至る。その間、鉛フリーはんだ実装の推進と組織・界面制御に取り組み、リフトオフ現象などに科学的メスを入れ、そのメカニズムを解明、解決方針を示した。現在、さらに導電性接着剤の基礎科学から実用化研究に注力している。受賞は、軽金属学会奨励賞・論文賞、日本セラミックス協会進歩賞、村上奨励賞、科学技術庁長官賞、フルラース賞(日米)、エレクトロニクス実装学会論文賞、IMAPS2000 Best Paper賞(米国)など、多数ある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品