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内容説明
日ごろ何気なく使っている粘着製品であるが、国内における年間生産金額はおよそ3000億円以上にもなり、大きな産業領域をなしている。本書では、接着する原理、製品の構成、製造方法、機能と使用できる条件、使用後の処理など、最近問題となっている環境的側面も含め解説する。入門編は、できるだけ平易にわかりやすい記述とし、数式や専門的な用語はできるだけ使わないように心がけた。技術編では、粘着製品をより科学的に理解できるよう専門的な用語も含め解説をすすめた。総合編では、今まさに始まろうとしている社会の変革をふまえて、粘着製品の今後のあり方、粘着製品の夢物語などを展開している。
目次
1 入門編(粘着剤とは;粘着剤の性質と特徴;機能で活躍する粘着製品)
2 技術編(粘着剤の物性;粘着製品の構成と材料;粘着製品の製造)
3 総合編(粘着製品のかかえる課題;粘着製品に託す夢)
粘着剤Q&A
著者等紹介
北崎寧昭[キタザキヤスアキ]
1964年東京農工大学工学部工業化学科卒業。同年、ニチバン株式会社入社。1967~71年、東京工業大学工学部(畑研究室)へ研究生として留学。1992年ニチバン株式会社中央研究所所長。1995年同社メディカル研究所所長。2000年同社顧問。工学博士。専攻は接着の界面化学
斎藤次雄[サイトウツギオ]
1966年東京都立大学理学部物理学科卒業。同年、ニチバン株式会社入社。1968~72年大阪大学基礎工学部化学工学科に研究員として留学。帰社後、研究所、特許部等を歴任。工学博士
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