内容説明
本書は、切削、研削、ラッピング、ポリシング、エネルギービーム加工、という基本的な精密加工技術について、それぞれの加工法の作用原理、なぜその加工法を採用するのかという加工の原則、さらにどこまでのレベルの加工ができるのかという技術水準などについて、細かい専門的な議論や数式展開はなるべく避けて基本的なポイントをわかりやすく記述したものである。
目次
第1章 精密さを生み出す原理
第2章 切削加工の原理
第3章 研削加工の原理
第4章 ラッピングの原理
第5章 ポリシングの原理
第6章 高エネルギービーム加工の原理
著者等紹介
安永暢男[ヤスナガノブオ]
1965年千葉大学工学部機械工学科卒業。1965年通産省工業技術院電気試験所(後の電子技術総合研究所、現産業技術総合研究所)入所。電子材料のメカノケミカルポリシング法の開発、大出力レーザ加工技術の開発に従事。1986年、新日本製鉄(株)中央研究本部。シリコンウェハ、ファインセラミックスの精密加工技術の開発に従事。1993年東海大学工学部精密機械工学科(現精密工学科)教授、現在に至る。研削・研磨加工、レーザ利用精密加工技術の研究開発に従事
高木純一郎[タカギジュンイチロウ]
1951年横浜生まれ。1975年横浜国立大学修士課程修了後、住友重機械工業(株)にて工作機械の設計に従事。1977年横浜国立大学助手。1981年アリゾナ州立大学にてPh.D.取得後、横浜国立大学講師。同大学助教授を経て、1996年より教授、現在に至る。主な研究テーマは、エアタービンスピンドルによる超高速切削加工、研削加工の低エネルギー化、超砥粒ホイールのツルーイング・ドレッシング、粘弾性体の精密加工
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