内容説明
形をつくる方法には、除去加工、成形加工、付加加工があり、切削加工は除去加工の代表的な存在である。本書は、切削加工の基礎、CNC工作機械の基礎、および切削工具・保持具の選択のポイントを解説するとともに、最近の切削加工を大きく変えている「高速ミーリング」に頁をさき、従来の教科書にない情報を提供している。
目次
第1章 形づくりと切削加工
第2章 切削加工とは
第3章 CNC工作機械と切削加工技術
第4章 切削工具と保持具の選び方・使い方
第5章 新しい切削加工技術
第6章 これからの高速ミーリング
著者等紹介
松岡甫篁[マツオカトシタカ]
(株)日立製作所、セコ・ツールズ・シャパン(株)、GEスーパーアブレイシブ(株)などを経て1987年(株)松岡技術研究所を設立。専門はCNC機械加工、高速切削加工、金型生産技術。技術士(機械部門)、工学博士。すみだ中小企業センター・企業相談員、理化学研究所・共同研究員、など
安斎正博[アンザイマサヒロ]
1988年東京大学大学院工学系研究科博士課程(金属工学専門課程)修了。工学博士。93年理化学研究所入所。現在、同所技師(副主任研究員待遇)。専門は材料工学、形状創製工学。平成11年度中小企業優秀新技術・新製品賞、平成13年度発明協会奨励賞、平成14年度型技術協会技術賞、同奨励賞、平成14年度砥粒加工学会技術賞受賞
高橋一郎[タカハシイチロウ]
1980年理化学研究所入所。現在、同所工学基盤研究部基盤技術開発室ラピッドファブリケーション開発チーム・先任技師。工学博士。生産加工技術の開発に従事。平成4年度精密工学会技術賞、平成9年度大河内記念技術賞、平成11年度中小企業優秀新技術・新製品賞、平成14年度型技術協会技術賞、同奨励賞受賞
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