内容説明
MEMS(微小機械電気システム)の応用分野が拡大している。従来の自動車のエアバッグ、情報通信機器への応用から、最近はゲーム機、製造装置、科学機器、医療福祉機器分野での採用も始まっている。本書では、入門者がMEMSの基礎から製作、要素、応用までを学べるよう解説した。
目次
第1章 マイクロマシーニングとMEMS(マイクロマシーニングとMEMS;MEMSの歴史)
第2章 MEMSの製作(パターニング;エッチング;堆積と応力制御;接合;複合プロセス;集積化;パッケージングと組立;設計・評価)
第3章 MEMSの要素(センサ;アクチュエータ;エネルギー源)
第4章 MEMSの応用(自動車・家電応用;情報・通信応用;製造・検査応用;医療・バイオ応用;MEMSビジネス)
著者等紹介
江刺正喜[エサシマサヨシ]
1971年東北大学工学部電子工学科卒業。1976年東北大学大学院博士課程修了、東北大学工学部助手。1981年東北大学工学部助教授。1990年東北大学工学部教授。1995~1998年東北大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー長。2006~2009年東北大学大学院工学研究科付属マイクロ・ナノマシニング研究教育センタ長。現在、東北大学原子分子材料科学高等研究機構(WPI‐AIMR)教授。半導体センサ、マイクロマシーニングによる集積化システム、MEMSの研究に従事し、研究開発において先導的な役割を果たしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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