内容説明
「燃料電池を載せる」といっても、モバイル機器、自動車、家庭用電源のそれぞれで実現可能性や必要技術、課題はそれぞれ違うはず。またあまりにも高いコストや量産性、燃料供給インフラの構築は、どのように考えればいいのだろうか。最新技術やフィールドテスト事例も交えて各製品独自の課題を徹底解説。
目次
第1部 特性・生産性・コストから見た燃料電池(燃料電池実用化に向けての提言;「燃料電池」製品実用化のための課題;燃料電池開発とアーキテクチャ;量産化・製造技術置き換えによるコスト削減)
第2部 製品別に見る実用化への取り組み(モバイル機器;自動車;家庭用燃料電池・コージェネレーション;燃料電池技術の課題と展開)
著者等紹介
堤敦司[ツツミアツシ]
東京大学大学院工学系研究科助教授。1980年東京大学工学部反応化学科卒業、1986年東京大学大学院工学系研究科・化学エネルギー工学専攻。博士課程修了。工学博士。同年・東京大学工学部化学工学科助手。1989年よりオハイオ州立大学客員教授、1990年同・講師、1994年より同・助教授。現在は東京大学大学院・工学系研究科化学システム工学専攻助教授。なお、2007年4月より、東京大学・生産技術研究所教授
槌屋治紀[ツチヤハルキ]
システム技術研究所所長。1965年東京大学工学部機械工学科卒業、1970年東京大学大学院機械工学科博士課程修了。工学博士。1979年(株)システム技術研究所を設立、所長。エネルギー・資源分析、情報科学の手法を使い、持続可能な社会への道筋を提案し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。