ビギナーズブックス
はじめての半導体洗浄技術

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784769312123
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C3055

内容説明

超LSIはクリーンネスとの闘いである。どんなにすぐれた設計・プロセス技術を用いても、プロセス、環境面でのクリーン化技術に問題点があるようでは期待通りの超LSIは生まれない。その技術の一つに洗浄技術がある。本書では半導体洗浄技術の全貌について、技術の位置づけ、歴史、基礎的事項、具体的手法、評価法、今後の展望までを詳細に解説している。

目次

第1章 シリコン集積回路と洗浄技術の概略史
第2章 ウェハ上の汚染物および表面状態がデバイスへ及ぼす影響
第3章 従来の洗浄技術―RCA洗浄法を中心に
第4章 ウェハ表面への汚染物の付着およびその洗浄機構
第5章 新しい洗浄法―脱RCA洗浄を目指して
第6章 ウェット洗浄装置
第7章 ドライ洗浄法
第8章 ウェハ表面の汚染物の評価方法
第9章 洗浄技術の課題と今後の展望

著者等紹介

堀池靖浩[ホリイケヤスヒロ]
1968年早稲田大学大学院理工学研究科応用物理学専攻修士課程終了。1968年(株)東芝入社。総合研究所電子部品研究所、集積回路研究所、超LSI研究所にて、LSIプロセス、リソグラフィなど微細加工技術の研究に従事。工学博士。1988年広島大学工学部教授。1994年東洋大学工学部教授。1998年東京大学大学院工学研究科材料学専攻、教授に就任し、現在に至る

小川洋輝[オガワヒロキ]
1992年武蔵工業大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。1992年~1998年富士通(株)勤務、半導体プロセス開発に従事。1997年工学博士。1998年~2001年日本学術振興会未来開拓事業に関わる研究員。2001年東京大学大学院工学系研究科材料学専攻研究員。2001年科学技術振興事業団「ヘルスケアチップ」プロジェクト研究員、現在に至る
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