内容説明
半導体レーザは一般に主要デバイスと言われているマイコン、メモリに劣らないほどの重要なデバイスに成長している。応用としては光通信用の光源が有名だが、レーザ光特有の特徴を生かしてレーザポインタ、バーコードリーダ、レーザプリンタ、さらにはディジタル化の波に乗ってCD、MD、DVD、そしてMOをも生み出し、今やわれわれにとってなくてはならないデバイスの一つになっている。本書ではこのように身近かでひんぱんに使われている半導体レーザの全貌についてやさしく解説している。
目次
第1章 半導体レーザとは
第2章 レーザとレーザ光
第3章 半導体レーザの動作特性測定
第4章 半導体
第5章 光導波路と光共振器
第6章 半導体レーザの結晶と作製方法
第7章 半導体レーザの構造と動作
第8章 半導体レーザの応用
第9章 半導体レーザの将来
著者等紹介
神戸宏[カンベヒロシ]
1969年東京工業大学電子工学専攻修士課程修了。1969年日本電信電話公社(現日本電信電話株式会社)入社。1978年工学博士。1983年マサチューセッツ工科大学客員研究員。1997年高知工科大学電子・光システム工学科教授、現在に至る。専門は光エレクトロニクス、半導体光デバイス、光通信に関する研究。著書に「半導体大事典」(工業調査会)、「応用物理用語大事典」(オーム社)、「マイクロオプトメカトロニクスハンドブック(光検出の基礎)」(朝倉書店)、「オプトエレクトロニクス用語事典」(オーム社)、「ホトダイオード」(オーム社)、「光通信要覧(新しい受光素子)」(科学新聞社)いずれも共著
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