内容説明
ある夜、仕事中に墓地で眠り込んでしまったおじいさんの不思議な体験話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
141
表紙絵に魅かれて読みました。イギリスの絵本作家ポール・ガルドン、初読です。中身は、表紙絵程インパクトがないにゃあ(=^・^=) http://www.kogakusha.com/book/%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%BE/ 【読メ😻猫部】2025/06/05
さぁとなつ
25
とっても不思議なお話 表題の下に「ジョセフ•ジェイコブス(イギリスの民族学者らしい)の幽霊話」ともある ポール•ガルドンの絵がいい(黒猫の表情は秀逸) これは年中さんくらいの子どもに読んであげるのに向いてると思った 黒猫トムの鳴き声を上手にすれば、ウケるだろうなと思う しかし、トム•ティルドラムとティム•トルドラムとはややこしい イギリスはトムだらけなのかな トム・フェルトン、トム・リドル、トム・クルーズ、トム•ヒドルストン…2025/06/11
takakomama
7
10月の夜、墓掘りのおじいさんが血相を変えて帰ってきました。墓場で棺をかついだ猫たちに伝言を頼まれたが、「トム・ティルドラムってどこのどいつだ!?」 おじいさんとおばあさんには不思議な話ですが、飼い猫のトムは、全部わかっていたようです。猫たちがすべて黒猫。表紙の堂々とした王様は即位したトム・ティルドラムかな。2025/08/14
たくさん
6
墓掘りのじいさん。狐の嫁入りとかみたいな猫の行列。トムとティムとかよくわからないけれど、話が流れていくうちにおどろおどろしくなる。この本を読み終えた後、なんだったのかこの話と振り返ればねこのおうさまとある。そういうことかとだれが傷つくでもないが登場人物に投影してしまう感情がすぐに揺れ動く面白い本でした。2025/06/27
遠い日
5
ポール・ガルドンの再話だけあって、彼らしい不可解さや理不尽さをたたえたお話。おじいさんの家の飼い猫の態度が微妙に読み手の気持ちを逆撫でします。怖さを増長させるというか。ねこの王さまが伝えて欲しかった相手にはちゃんと伝わったようですね。2025/08/06