著者等紹介
小林敏也[コバヤシトシヤ]
1947年静岡県焼津市に生まれる。1970年東京芸術大学工芸科卒業。デザイナーかつイラストレーター。青梅に山猫あとりゑを営む。2003年画本宮澤賢治シリーズにより第十三回宮澤賢治賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちえ
38
『注文の多い料理店』読み比べ。◆読友さんのオススメ。扉の文字、デザインがとてもオシャレ。兵士の目線で描かれていて顔が見えないなぁ、と思っていたら最後に素敵な遊び心が🎵この絵の犬はなかなか可愛い。2019/05/15
キジネコ
35
横暴なハンターを喰らってやろうと山中で待ち受ける幻の料理屋《山猫軒》 親方は二匹の給仕に料理を任せ 今か今かと出来上がりを待っています。しかあし・・・「塩を~」で仕上げの筈が気づかれてしまいます。間抜けな失敗で まんまと料理に逃げられてしまい・・ 物語の雰囲気を小林敏也さんの絵が更に楽しい絵本に仕上げてくれました。おいらも箱根の森の奥に料理屋を開きましょう。読メの皆様に地図を同封した招待状を届けましょう。準備万端整えて・・山猫給仕の失敗を教訓に~おいしい食前酒で料理を眠らせて~♬ キジ猫軒?けけ(`∀´)2014/01/09
ヒラP@ehon.gohon
20
小林敏也さんは独特な版画技法と、絵本の装丁にまでこだわりを通している作家さんです。 特に宮沢賢治作品に対する執着心が強く、どの作品を見ても大人の眼を堪能させる深みを持っています。 読み聞かせにはどちらかと言うと不向きなのですが、ウィスキーを片手にひとり読みする男の読書にはピッタリだと思います。2021/12/31
yu
16
初めて読みました。短いページ数ながら、ぐっと世界に入り込める作品。ラストはなかなか怖かったです。2017/01/01
ヒラP@ehon.gohon
13
『注文の多い料理店』はいろんな人が絵本にしているけれど、これほど読者に注文をつけている絵本はないと思います。 文字はあまり読みやすいとは言えないし、絵は大胆にアレンジして料理店に入った読者を弄んでいるようでもあります。 でも、小林敏也さんの遊び心と、参加意識のもてるこの絵本は、独特な楽しさがある本だと思います。2017/08/03
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