著者等紹介
トレッセルト,アルビン[トレッセルト,アルビン]
アメリカ・ニュージャージ州生まれ。デュボアザンが絵を描いた作品も多い
デュボアザン,ロジャー[デュボアザン,ロジャー]
スイス・ジュネーブ生まれ。約40冊の作品で文と絵をてがけ、100冊以上の作品に絵をつけた。1948年『しろいゆき あかるいゆき』でコルデコット賞を、1966年『きりのなかのかくれんぼ』で、コルデコット・オナー賞を受賞した
石津ちひろ[イシヅチヒロ]
愛媛県生まれ。絵本作家、詩人、翻訳家。『なぞなぞのたび』でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』で三越左千夫少年詩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
133
タイトルと表紙絵に魅かれて読みました。 半世紀以上前の作品ですが、トレッセルト×デュボアザンの 初邦訳作品とのことです。森が動物たちを育んでいます🦝🐻🐿🐰 http://www.kogakusha.com/book/%e3%82%82%e3%82%8a%e3%81%ae%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%82%92%e3%81%a8%e3%81%8a%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%a0%e3%81%82%e3%82%8c%ef%bc%9f/2024/12/19
k sato
24
「だあれ?」と問いかけているのはだれでしょう。独特のタッチと濃いアースカラーで描かれた森の動物たち。文章よりも絵に惹かれました。ビーバーはダム作りに大忙し。二足歩行のクマは、高い木に登ってはちみつをペロリ。こうして絵本を眺めていて気づきました。森のなかを通っているのは動物たちという先入観にわたしは支配されているのだと。だって、動物からみたら・・・。そうなんです。森のなかを通るのは少年でした。わたしは少年の視点で森のなかをみていたのです。森のなかでは、人間も動物たちの一部なんだと、認識を新たにしました。2025/01/25
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
森の中で生きる動物たち、登場しては自己紹介。みんな繋がっているねぇ。でもそこに人間の男の子が!彼は動物たちを優しく観察しているだけ。そう!自然を壊さないように。2025/02/11
snoopymints♪
8
森の中をとおる動物たちの充実した暮らしぶりや、森の中をとおるぼくが自然の素晴らしさを発見して喜び楽しむ姿が生き生きと描かれています。こんな生き物たちが暮らす森を探検するのはワクワクするだろうな。クマが出るのは怖いけどね。2025/02/03
かはほり
5
幼児には少し長いお話だけど、森の中で様々な動物に出会える楽しい本(クマだけは嫌だけど)。原書は、1962年刊でもう60年以上も前の本。検索ミスかもしれないけど、こんな素敵な絵本なのに今まで邦訳が出ていなさそうでビックリ!2025/02/05