感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
311
トミー・ウンゲラー作。訳は矢川澄子。ウンゲラーには珍しく、本書はお話が中心で、そこに挿絵が付されたといった構成。主人公は小学生ネコのパイパー・ポー。なんだか中国っぽい名前。パイパーは反抗期真っただ中である。徹底した擬人化がなされているが、食べ物だけはネズミだったりモグラだったりするけれど。パイパーはトイレで隠れてタバコをすってみたりと、もう悪い盛り。当然かあさんのキスなんてお断りである。絵もお話に呼応して、ネコたちが目いっぱいハジケ飛んでいる。2023/12/12
yomineko@ヴィタリにゃん
58
余りにもいたずらが過ぎる猫のパイパー。時計の分解を試みたものの癇癪を起して道具ごと7階下に放り投げてパパの車を壊す!で、ママにキスをされるのが大嫌い(笑)父親に顔をベロベロ舐められて育ったらしい私(笑)でもママはキスしたい!いたずらっ子でどうしようもないけどママにお花をあげたり本当は優しい子😻😸😻😸2023/08/19
たまきら
42
キス文化がない日本人のこどもはキョトン。フランスで「ビズ~ビズ~」とほっぺのチュッチュ文化に1歳のころ触れた娘さんですが、友人たちは子どもには強制しない人たちでした。70年代の話だもの、欧米も変わった気がします。でもやっぱ面白いな、この話。結構パパが好きです。2023/05/06
毒兎真暗ミサ【副長】
26
ヨミ友様に教えていただきました。子猫のハイパーはキスが大っきらい!なんで??お母さんのことが嫌いになったの?でもそうじゃないみたい。男の子ってそうなんだ。 波乱万丈のあと、読後、ふふっとなる絵本。2023/08/25
イカまりこ
8
図書館の新着の棚でみつけて。でも初出は相当古そう。今では使わない言葉やしつけに引っ掛かりを覚えたけど、子供扱いされたくない男の子の気持ちはいつでも同じなんだろうな。男同士二人きりになった時のお父さんのアドバイスがいいね。私は女だから父と二人でもこういうシーンはなかった。痩せればかわいいと思うんだけどな…ってボソッと言われたのは覚えてるw 痩せられなくてすまんねw 思わず手が出ちゃった後のお母さんもいいな。なるべく普通にふるまわないと元に戻るきっかけ逃しちゃうもんね。家族みんなちょっと成長した。悪友もいい。2023/04/02
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