内容説明
本書は現実の推定系を設計する上で筆者が遭遇した幾つかの問題を契機として、これら実際的な問題の定式化、成されるべき処理、考慮要件等について考察した結果を、実際的で標準的な手法として纏める試みとして書かれた。
目次
1 理論構成(運動方程式・観測方程式;ノイズモデル)
2 状態推定の定式化(推定の最適性と最小作用原理;推定多様体と推定過程)
3 状態推定の実際的適用(状態推定の標準形式;巨大自由度系に於けるPre‐filterの構成 ほか)
4 特殊推定フィルタ(Spline Filter;モード励起推定)
Appendix‐1(Riccatiの微分方程式に関する考察;線型系Hamiltonianの完全可約性 ほか)
Appendix‐2(記号・用語説明;索引)
著者等紹介
佐藤友一[サトウトモイチ]
1953年東京都生まれ。宇宙開発技術者。学歴、1979年東京大学大学院理学研究科卒。理学修士。現職、NEC/東芝スペースシステム株式会社測位システム開発室勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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