内容説明
歴史のなかの数学・数学のなかの歴史。数学史のもう一つの見方。
目次
第1部 中世・ルネサンス(中世ヘブライ代数学;西洋中世は『原論』をどう見たか?―アルベルトゥス・マグヌスの『原論』註釈;ルネサンスの実用数学―フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニの場合;西洋で最初に印刷された数学書―ルネサンスの実用数学『トレヴィーゾ算術書』;パチョーリとヨセフスの問題;タルターリャ学復興―3次方程式の代数的解法をめぐって;カルダーノと反射比;コレージュ・ロワイヤルと数学教授職;図像から見るレティクス―コペルニクスの影武者;シェイクスピアと数学)
第2部 17世紀(イングランドのデカルト―忘れられた17世紀の数学者ハリオット;多角形数の意外な影響―ニコマコスからフェルマまで;ペルの知られざる業績;メンゴリの記号数学;デカルト『幾何学』を巡る数学者たち;2人のイエズス会数学者と口絵;最初の代数学史の著者ウォリス;数学史研究の諸問題を巡って)
著者等紹介
三浦伸夫[ミウラノブオ]
1950年生まれ。名古屋大学理学部数学科卒業、東京大学大学院理学研究科科学史科学基礎論専攻博士課程単位取得退学、神戸大学国際文化学研究科教授の後、2016年4月より神戸大学名誉教授。専門は比較科学史、数学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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