目次
第0部 テーマの紹介―四つの運動のプレリュード(ひとつの作品を巡るプロムナード―子供と母;エピローグ―見えない枠組み;追伸としてのエピローグ―ある議論の内容と前提)
第1部 うぬぼれと再生(仕事と発見;夢と夢みる人;恐れの誕生;二重の顔;先生と学生;収穫;子供は遊ぶ;孤独な冒険)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
64
本書を読んで、大きく期待を裏切ったが、同時に、予想以上に天才数学者の孤独な道や日常を窺えて、それはそれで興味深くもある。 そもそも数学者の頭なんて、小生には全く想像の外である。まして、彼は数学者の中でもずば抜けた天才。数学者仲間でも、彼の研究が理解されずらい。 誤解も偏見も無視も、これはすべて彼のあまりの独創性に、そして彼の独立独歩の研究姿勢にある。 だから、彼は、我々数学に埒外のものには理解されなかったのは仕方ないとして、専門家仲間の中でも、孤独だったのである。 2015/10/24
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