内容説明
民衆から親しみを込めて「チェ」と呼ばれた男暁の司令官チェ・ゲバラの壮絶な生涯を描く!「世界の他の大地が、僕のささやかな努力を求めている。キューバに対する責任から君にできないことが、僕にはできる。別れのときがきた」カストロに「別れの手紙」を残し、キューバを去ったゲバラ。新たな戦いの舞台を求めてコンゴへ、そしてボリビアへ。チェ・ゲバラの戦いの最後の日々…。
目次
「チェだって、いつもチェではいられない」
一九六四年、革命のアングラ(前衛)
ふたたびラテンアメリカへ
アフリカの再発見
私のささやかな力を捧げる
タトゥ
待機
神出鬼没の妖怪1
フロン・ド・フォルスの敗北
落胆、そして逃亡〔ほか〕
著者等紹介
タイボ2,パコ・イグナシオ[タイボ2,パコイグナシオ][Taibo,Paco Ignacio,2]
1949年にスペインのアストゥリアに生まれる。58年に家族とともにメキシコに移る。ジャーナリスト、歴史家としても活躍し、活動は多岐にわたるが、ラテンアメリカにおける推理小説の創始者といわれ、国際推理小説協会の会長も務める。50本を超える作品を発表しており、ダシール・ハメット国際推理小説賞を三度受賞するなど、多くの賞を受賞している
後藤政子[ゴトウマサコ]
現代ラテンアメリカ史専攻。神奈川大学助教授
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感想・レビュー
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