愛の労働あるいは依存とケアの正義論 (新装版)

個数:

愛の労働あるいは依存とケアの正義論 (新装版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年12月08日 20時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768479964
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0010

出版社内容情報

子育て、障碍者介助、病人や高齢者介護など、主に女性たちが担ってきた依存者へのケア労働は、これまで平等や自由の構想の外に置かれてきた。
重い知的障碍を持つ娘との生活を送ってきた哲学者キテイが、女性たちの経験を包摂する真の男女平等はいかに実現されるかを問い、ケアを受けること/与えることを社会の核としてとらえ新たな平等の地平を切り拓くケア倫理の名著、邦訳新装版。

内容説明

米国のフェミニスト哲学者キテイは重い知的障碍を持つ娘との生活の経験から、ロールズの正義論を大胆に批判し、依存者のケアを担う女性たちの経験を包摂する真の平等はいかに実現されるかを問い、公正でケアの行きとどく社会への道しるべを提示する。ケア倫理の名著、邦訳新装版。

目次

第1部 愛の労働―依存は何を要請しているのか(依存と平等の関係;脆弱性と依存関係の道徳)
第2部 政治的リベラリズムと人間の依存(平等の前提;社会的協働の恩恵と負担)
第3部 みな誰かお母さんの子どもである(政策とケアの公的倫理;「私のやり方じゃなくて、あなたのやり方でやればいい。セーシャ。ゆっくりとね。」―個人的な語り;違いのある子どもへの母的思考)

著者等紹介

キテイ,エヴァ・フェダー[キテイ,エヴァフェダー] [Kittay,Eva Feder]
ニューヨーク州立大学ストーニー・ブルック校名誉教授。グッゲンハイム・フェロー(2014)。アメリカ哲学会東部支部会長(2015‐16)。専門は、西洋哲学、フェミニスト倫理学、社会思想

岡野八代[オカノヤヨ]
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。専門は、西洋政治思想、フェミニズム理論

牟田和恵[ムタカズエ]
大阪大学名誉教授(人間科学研究科)。専門は、社会学、ジェンダー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bevel

4
主なアイデアとしては、依存労働者(=ケアする人)の感情が非自発的なものであること、ケアする人のケアを含めた平等の構想が必要とされること、平等の考え方に関しては、センに近いことという感じかしら。あとは、ロールズの詳細に関する批判はまあそうねという感じで、「ドゥーリア」以上になかなか踏み込んでくれないのはさみしいなとか。三部作のうちの第一作目みたいだけど、なんとなく二作目以降は主題が違いそうな気がするなあとか。 2024/08/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21262239
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。