出版社内容情報
コロナ禍の影響がもっとも顕著だったのは、もともと貧困状態にあったひとり親家族(子づれシングル)だったが、その支援は十分には届いていない。本書では、日韓のひとり親家族の当事者へのインタビューを通じ、厳しい生活の現状を明らかにする。また日韓の支援制度と民間団体等の支援の比較を行ない、韓国でのひとり親のエンパワメント支援を柱とする具体的な取組みを紹介する。ひとり親当事者が自分の意思と選択によって自らの生活を構築でき、支援者もエンパワメントできるようになるための課題を示す。
内容説明
子どもの貧困問題に直結するひとり親家族(子づれシングル)。コロナ禍の影響は、もともと貧困状態にあったひとり親家族にとってもっとも顕著だったが、その支援は十分には届いていない。本書では、日韓のひとり親家族へのインタビューを通じ、厳しい生活の現状を明らかにする。また日韓の支援制度と民間団体等の支援の比較を行ない、韓国でのひとり親のエンパワメント支援を柱とする具体的な取組みを紹介する。ひとり親当事者が自分の意思と選択によって自らの生活を構築でき、支援者もエンパワメントできるようになるための課題を示す。
目次
第1章 コロナ禍における子づれシングル世帯
第2章 日本の民間ひとり親家族支援団体の取組み
第3章 韓国の民間ひとり親家族支援団体の取組み
第4章 ひとり親家族支援の日韓比較
第5章 日本の男女共同参画センターの取組み
第6章 日本の移住女性ひとり親家族支援
第7章 起業はシングルマザーをエンパワーする!
第8章 日韓の未婚/非婚母のエンパワメント
著者等紹介
神原文子[カンバラフミコ]
社会学者
田間泰子[タマヤスコ]
非婚母。社会学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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