江戸の残映―綺堂怪奇随筆選

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江戸の残映―綺堂怪奇随筆選

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  • サイズ 46判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768479933
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2022年に生誕150年を迎えた岡本綺堂は、幕末に幕臣の子として生まれ明治大正期に劇作家・小説家として活躍した。戯曲『番町皿屋敷』、小説『半七捕物帳』シリーズなどのほか江戸時代の奇譚を題材にした『三浦老人昔話』など江戸情緒にあふれる作品で親しまれている。本書はこの奇談の名手による珠玉の随筆・読物から、赤穂事件異聞や亡父の怪異体験、怪談芝居の裏話や近世随筆に見られる奇談など、江戸懐古と怪奇趣味に富んだ25編を精選して収録した。綺堂怪談の始まりを告げた「狸坂くらやみ坂や秋のくれ」の句を含む震災直後のエッセイも初復刻。

内容説明

旧幕臣の子として生まれ明治大正期に劇作家・小説家として活躍した岡本綺堂は、戯曲『番町皿屋敷』、小説『半七捕物帳』シリーズなどのほか江戸時代の奇譚を題材にした『三浦老人昔話』など江戸情緒にあふれる作品で親しまれている。本書はこの奇談の名手による珠玉の随筆・読物から、赤穂事件異聞や亡父の怪異体験、怪談芝居の裏話や近世随筆に見られる奇談など、江戸懐古と怪奇趣味に富んだ25編を精選した。綺堂怪談の始まりを告げた「狸坂くらやみ坂や秋の暮」の句を含む震災直後のエッセイも初復刻。

目次

磯部の若葉
磯部のやどり
雨夜の怪談
思い出草
後の大師詣
甲字楼夜話
山霧
江戸の化物
人形の趣味
震災の記
地震雑詠
焼かれた夜
十番雑記
魚妖
猫騒動の怪談
桜姫と芋と狐と
四谷怪談異説
自来也の話
円朝全集
妖怪漫談
番町皿屋敷―「創作の思い出」より
夢のお七

著者等紹介

岡本綺堂[オカモトキドウ]
1872年に旧幕臣の子として東京高輪に生まれ麹町で育つ。東京府立中学校卒業後、1890年に東京日日新聞社に入社、新聞記者として劇評などに健筆をふるう。その後、戯曲や小説を発表して好評を得る。新聞記者を辞めて以後、執筆に専念。1939年没

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年神奈川県生まれ。早稲田大学卒。アンソロジスト、文芸評論家。1982年より『幻想文学』編集長、怪談専門誌『幽』編集長を歴任。主な著書に、日本推理作家協会賞を受賞した『遠野物語と怪談の時代』(角川選書)ほか多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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qoop

8
数ある岡本綺堂の随筆の中から怪奇な事象を扱った作品を選った一冊。江戸を慕う明治東京人の衒学的な怪奇趣味が横溢する中、関東大震災の被災体験を書いた数編を含むため、怪奇というより恐怖に材をとった作品という方が適しているかも。江戸人にとっての恐怖というと火事や地震だろうし、暗闇への忌避感もそうした居場所を失う怖さによりブーストされるのかも知れないな、とふと。2022/11/09

竜王五代の人

1
「怪奇随筆」とタイトルにはあるが、普通の思い出話(思い出草)や人形趣味の話、関東大震災の記憶や小説っぽい語り口のものも含まれた割と雑多な小品集。穏やかで品がある語り口が良い。面白かったのは、二本足で立って歩くネコを見かけた話、綺堂本人も動物学的に見れば特段おかしいことじゃないかもと述べているのがまたユーモラス。あいつら、バランス感覚も体のバネも利いているし、その気になれば二本足で立つぐらいきっとやる。2023/05/13

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