事実婚と夫婦別姓の社会学 (改訂新版)

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事実婚と夫婦別姓の社会学 (改訂新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768479902
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本では法律婚での夫婦同姓が定められているため、双方がそれぞれの姓を望む場合は「事実婚」にならざるを得ない。
本書では、「姓」をめぐる歴史や日本社会における事実婚と夫婦別姓についての議論の枠組を分析し、子どもの姓問題やリベラルvs.保守などの二項対立的な議論のもつれをほぐし、真に問うべき問題とは何なのかを示す。また、事実婚当事者へのインタビューを通して、「事実婚」に至った事情や「結婚」や家族についての思いなどがいかに多様であるかを浮き彫りにする。
注目度が高まっている「夫婦別姓」の議論を整理するとともに、価値の多様性に家族のありかたを拓く「夫婦別姓」入門。

内容説明

日本では法律婚での夫婦同姓が定められているため、双方がそれぞれの姓を望む場合は「事実婚」にならざるを得ない。本書では、これまでの日本社会における事実婚と夫婦別姓をめぐる議論の枠組を分析し、「姓」の歴史や子どもの姓の問題、リベラルvs.保守などの二項対立の議論のもつれをほぐし、真に問うべき問題とは何なのかを提示する。また、事実婚当事者へのインタビューを通して、「事実婚」に至った事情や「結婚」や家族についての思いなどが、いかに多様であるかを浮き彫りにする。注目度が高まっている「夫婦別姓」の議論を整理するとともに、価値の多様性に向けて家族のありかたを拓く「夫婦別姓」入門。

目次

序章 本書の概要と構成
第1章 「事実婚」は歴史的にどう語られてきたか
第2章 「夫婦別姓」を語る視座―対立軸を整理する
第3章 事実婚当事者の語りから「夫婦別姓」を考える
第4章 姓をめぐって格闘する人々―事実婚当事者の事例紹介
終章 家族・結婚制度を再考する

著者等紹介

阪井裕一郎[サカイユウイチロウ]
1981年、愛知県生まれ。大妻女子大学人間関係学部准教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は家族社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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香菜子(かなこ・Kanako)

17
改訂新版 事実婚と夫婦別姓の社会学。阪井 裕一郎先生の著書。法律婚での夫婦同姓が定められている日本。夫婦がともに自分の姓を使い続けたいなら法律婚はできないから事実婚をするしかない。事実婚をしたくて事実婚をする人しかいないなら問題ありません。でも夫婦別姓ができないから仕方なく事実婚を選択している人がいるならそれは問題。法律婚をしたいけれど仕方なく事実婚を選択している人がいなくなるような制度にしないと。 2022/08/17

むみ

0
講義 2024/05/26

akiraccoon

0
問題は、国家による規制の撤廃ではなく、法律婚の脱中心化である。 夫婦同姓原則は、男女平等の問題ではない。片方が姓の変更を強制されることが問題なのである。 現行法の正当性を否定するために男女平等を持ち出すことはできない。別姓、複合姓が認められている欧米でも夫の姓を選択する割合が高く、家父長制の存続が指摘されている。別性が選択できても男女平等になっていない。 リベラルな論者にも選択的夫婦別姓の法制化に反対する者がいる。法制化により届出婚主義が強化され、制度の枠外で生きたいと願う人が今以上に困難になる。2024/05/13

Tad

0
いわゆる夫婦別姓に関する議論において賛否の主張が嚙み合っていない印象は前々から感じていましたが、読後それが整理されたように思います。 議論の混乱を招くファクタをそぎ落としていくと、「現行では法的には男女平等は担保されており、社会規範の観点でしわ寄せが女性に偏在している状況であり、この問題の本質的な論点は男女差別などではなく強制的同姓の賛否を問うということである」という説明に行きつくのですが、納得感があります。 別姓を選択するために事実婚を選択するケースなど、さまざまな実例が挙げられていたのも興味深いです。2023/01/23

わっきー

0
事実婚、法律婚の歴史的な背景は「へー」と言った感じ。歴史的な根深さを知りました。 結構事例が書かれていて、主張や悩みも色々あるのだけど、「事実婚」と「恋人の同棲」は違うという主張は驚いた。まあ、法的には同じ扱いなのだけど。。法的に強制的同性がなくなればいいな。2022/10/22

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