表象天皇制論講義―皇族・地域・メディア

個数:

表象天皇制論講義―皇族・地域・メディア

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年07月27日 14時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768479766
  • NDC分類 288.4
  • Cコード C0021

内容説明

方法としての表象文化史を駆使した明快な天皇(制)論講義。本書は天皇だけではなく天皇の血統のスペアとしての皇族に着眼。中央政界での皇族の姿だけでなく、津軽、宮城、秩父など地域社会における表象に中央の規範からの逸脱を指摘。さらに法維持暴力(ベンヤミン)の視点から、幕末から戦前、戦中、戦後を経て、平成のサブカルチャーまで、メディアにおける天皇・皇族表象を読み解き、表象の集積体としての天皇(制)に迫る。

目次

序章 表象の集積体としての天皇(制)―方法と視座
第1章 天皇像の近世・近代・戦後
第2章 近代天皇像の形成と維持
第3章 行幸啓・「御成」という契機
第4章 “御真影”という装置
第5章 検閲というシステム
第6章 大衆社会とメディア消費―戦前戦中期メディアのなかの皇族表象
第7章 僻地と国民国家―戦前期秩父における秩父宮の表象
第8章 危機と奇跡―天皇・皇族の「瑞祥」言説
第9章 “人間天皇”とその周辺―戦後皇族表象の連続性
第10章 弱者と超越性―現代における天皇(制)表象

著者等紹介

茂木謙之介[モテギケンノスケ]
1985年、埼玉県生まれ。2009年東北大学文学部卒業。2011年東北大学大学院文学研究科博士前期二年の課程を修了。2016年東京大学大学院総合文化研究科博士課程を修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員を経て、2018年より足利大学工学部講師。専攻は日本近代文化史・表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋津

4
言わば「スター性」(第六章)があり、産業、スポーツ顕彰などの役割を持つ皇族、秩父における秩父宮崇敬に見られる「僻地」における天皇(制)、「天皇の『皇族化』」(第九章)ともいうべき現象を経て生まれた「人間天皇」など、皇族、マスコミ、地域住民など、様々なアクターの表象・受容に係る考察は、「天皇(皇族)」「権威」といった単発的な見方だけでは分からない天皇(制)という問題を考える上で得るところが大きい。写真の構成や構図の考察、ジェンダーの問題など、知識不足で理解できない箇所はあったが、全体として大変読みやすい。2019/12/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14004649
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品