三木清「人生論ノート」を読む

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三木清「人生論ノート」を読む

  • 岸見 一郎【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 白澤社(2016/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768479629
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0012

出版社内容情報

長く読み継がれてきた三木清『人生論ノート』を、ベストセラー『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎が読み解く。珠玉の人生論。死とは何か、幸福とは何か。虚栄心と名誉心、怒りと憎しみ、愛と嫉妬、孤独への恐れなど、人間であるかぎりまぬがれ得ないこうした感情とは何か。人間だからこそ生じるこうした問いに、哲学者・三木清はどうこたえたか。
1941年の刊行以来、多くの読者に人生の指針として長く読み継がれてきたロングセラー、三木清『人生論ノート』を、現代のベストセラー『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎が読み解く。珠玉の人生論。
悩みにこたえるヒントがここにある。

1 死と希望──「死について」〈前半〉を読む
2 幸福と成功──「幸福について」「成功について」を読む
3 虚栄と名誉──「虚栄について」「名誉心について」を読む
4 怒りと憎しみ──「怒について」を読む
5 虚無と人間──「人間の条件について」を読む
6 孤独を超える──「孤独について」を読む
7 愛と嫉妬──「嫉妬について」を読む
8 死と伝統──「死について」〈後半〉を読む
終章──三木清の死

岸見一郎[キシミ イチロウ]
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問。現在、京都聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)非常勤講師。著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(古賀史健と共著、ダイヤモンド社)、『よく生きるということ 「死」から「生」を考える』(唯学書房)、『生きづらさからの脱却』(筑摩書房)、訳書に『人生の意味の心理学』(アドラー著、アルテ)、『ティマイオス/クリティアス』(プラトン著、白澤社)など多数。

内容説明

死とは何か、幸福とは何か。虚栄心と名誉心、怒りと憎しみ、愛と嫉妬、孤独への恐れなど、人間であるかぎりまぬがれられないこうした感情を抱きながら、私たちはおおいに悩む。人間だからこそ生じるこうした感情とは何かという問いに、哲学者・三木清はどうこたえたのか。1941年の刊行以来、多くの読者に人生の指針として、長く読み継がれてきた三木清『人生論ノート』を読み解く、珠玉の人生論。悩みにこたえるヒントがここにある。

目次

はじめに―人生とは、人間とは何かを考える
1 死と希望―「死について」“前半”を読む
2 幸福と成功―「幸福について」「成功について」を読む
3 虚栄と名誉―「虚栄について」「名誉心について」を読む
4 怒りと憎しみ―「怒について」を読む
5 虚無と人間―「人間の条件について」を読む
6 孤独を超える―「孤独について」を読む
7 愛と嫉妬―「嫉妬について」を読む
8 死と伝統―「死について」“後半”を読む
終章―三木清の死

著者等紹介

岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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おたま

38
三木清『人生論ノート』を、アドラー心理学者で哲学者の岸見一郎が解説したもの。当初思っていたよりも内容は難しかった。どうも三木清自身が当時の状況(戦時体制下)で、自由にものが書けなかった故に、あえて難しく書いたということでもあるらしい。「幸福について」一つとっても、本当はもっとのびのびと語りたかったに違いないだろうと思う。「今日の良心は幸福の要求である」と書かれていると、何か胸に迫るものがある。ハイデガーに学び、京都学派にも属し、戦後になって獄中で亡くなったという、その人生をもっと知りたいと思う。2022/11/01

西

30
岸見先生の書かれた本というだけで読み始めましたが甘かった。後半になるほど難しくなり、学生時代の読解力テストに出てくる文書を思い出しました。 4月からNHKの「100分de名著」で、この本が取り上げられるみたいなので、それでもう一回勉強しよう2017/03/27

おりがみ

9
哲学者三木清の著書を丁寧なことばで解説しています。考え方に普遍性があり、その文章に勇気づけられたり胸が痛くなったりします。2章から4章にかけて幸福と成功、虚栄と名誉、怒りと憎しみについての解説はきわめて明瞭ですっきりとした印象を受けます。しかし5章の虚無についてはかなり難解で何回か読み返してやっと理解できたような気がします。抽象的な表現になっている文章にこのような解説書は非常に助かります。2017/09/06

タケイ

8
いちばん面白かったのは孤独の話。孤独は古今東西様々に論じられるが、本書の、社会化された――つまり周りに煽られ得る――感情に対して人格的な知性による自覚に基づいた孤独は(実存主義的な意味で?)本来的だ、という分析は新しい。 京都学派は何とか主義みたいのではなく、三木の『人生論ノート』はプラトンもデカルトもニーチェも広く深く学ばれた教養ある先生がつらつら綴ったみたいな本。でも戦争期という時代性はあって、……面白い。解説書から入ってよかった、基礎知識の確認をしつつゆっくり並走してくれるので安心して沼に沈めそう。2022/01/24

よぽ

7
岸見先生による「人生論ノート」の解説本。こちらも解説のおかげでようやく理解できる(というのもおこがましいですが)難易度でした。やはり岸見先生の語り口、好きです。まだまだ不勉強のため先の話になりますが、いつかは「人生論ノート」を読破したいと思います。2020/02/15

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