出版社内容情報
長く読み継がれてきた三木清『人生論ノート』を、ベストセラー『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎が読み解く。珠玉の人生論。死とは何か、幸福とは何か。虚栄心と名誉心、怒りと憎しみ、愛と嫉妬、孤独への恐れなど、人間であるかぎりまぬがれ得ないこうした感情とは何か。人間だからこそ生じるこうした問いに、哲学者・三木清はどうこたえたか。
1941年の刊行以来、多くの読者に人生の指針として長く読み継がれてきたロングセラー、三木清『人生論ノート』を、現代のベストセラー『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎が読み解く。珠玉の人生論。
悩みにこたえるヒントがここにある。
1 死と希望──「死について」〈前半〉を読む
2 幸福と成功──「幸福について」「成功について」を読む
3 虚栄と名誉──「虚栄について」「名誉心について」を読む
4 怒りと憎しみ──「怒について」を読む
5 虚無と人間──「人間の条件について」を読む
6 孤独を超える──「孤独について」を読む
7 愛と嫉妬──「嫉妬について」を読む
8 死と伝統──「死について」〈後半〉を読む
終章──三木清の死
岸見一郎[キシミ イチロウ]
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問。現在、京都聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)非常勤講師。著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(古賀史健と共著、ダイヤモンド社)、『よく生きるということ 「死」から「生」を考える』(唯学書房)、『生きづらさからの脱却』(筑摩書房)、訳書に『人生の意味の心理学』(アドラー著、アルテ)、『ティマイオス/クリティアス』(プラトン著、白澤社)など多数。
内容説明
死とは何か、幸福とは何か。虚栄心と名誉心、怒りと憎しみ、愛と嫉妬、孤独への恐れなど、人間であるかぎりまぬがれられないこうした感情を抱きながら、私たちはおおいに悩む。人間だからこそ生じるこうした感情とは何かという問いに、哲学者・三木清はどうこたえたのか。1941年の刊行以来、多くの読者に人生の指針として、長く読み継がれてきた三木清『人生論ノート』を読み解く、珠玉の人生論。悩みにこたえるヒントがここにある。
目次
はじめに―人生とは、人間とは何かを考える
1 死と希望―「死について」“前半”を読む
2 幸福と成功―「幸福について」「成功について」を読む
3 虚栄と名誉―「虚栄について」「名誉心について」を読む
4 怒りと憎しみ―「怒について」を読む
5 虚無と人間―「人間の条件について」を読む
6 孤独を超える―「孤独について」を読む
7 愛と嫉妬―「嫉妬について」を読む
8 死と伝統―「死について」“後半”を読む
終章―三木清の死
著者等紹介
岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたま
西
ほじゅどー
おりがみ
タケイ