内容説明
領主と領民の間には程良い関係が保たれ、溝口氏の治世は安定、学を好む穏やかな藩風を育んだ。
目次
第1章 新発田藩―溝口領最北端につくられた城下町新発田。そして、藩の経営と支配のしくみ。
第2章 新発田藩歴代藩主―代々受け継がれた、お家存続のための英知。姻戚関係を通じての情報の獲得。
第3章 城下町新発田の姿―城下町のしくみと産業と経済。人と情報、そして物の往来。
第4章 城下町新発田の文化と暮らし―二王子山を仰ぎ見ての、藩士と町人たちの日々の生活といとなみ。
第5章 藩を揺るがした騒動三話―お家取り潰しまでには至らなかったものの、藩氷を踏むような想い。
第6章 城下町から連隊の町へ―藩是を貫きながらも、戦火をまぬがれることができた戊辰戦争。
著者等紹介
鈴木康[スズキヤスシ]
昭和25年、新潟県旧荒川町生まれ。新発田市職員・新発田郷土研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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