内容説明
羽州山間の厳しい風土に耐えて247年。動植物と共生した、自然への畏敬がいまこそ活きる。幾度もの飢饉を生き抜き、多くの説話が生まれ、人のこころが生きている。東北一の山車まつり、新庄まつりの国。
目次
第1章 新庄藩前史―平氏で鎌倉初期奥州に移った戸沢氏は、出羽仙北地方に入り戦国大名として成長。
第2章 新庄藩の成立―新庄を拝領した戸沢氏、お家騒動を制し藩政の基礎を固め、文治政治に入る。
第3章 藩政の展開―支配機構の整備は進んだが、財政難、三度の凶作・飢饉で塗炭の苦しみを味わう。
第4章 社会の動揺と藩政改革―凶作・飢饉は農民の反抗を誘うが、藩政の改革で国産品が産出され始める。
第5章 暮らしと学問―藩校明倫堂や私塾・寺子屋が開かれ、城下は賑わった。
第6章 新庄藩の終焉―戊辰戦争で、城も町も灰燼に帰したが、文化の薫りは深く今に残る。
著者等紹介
大友義助[オオトモギスケ]
山形県東根市生まれ。山形県立真室川高校教諭、県立新庄北高校教諭・教頭、県立博物館学芸員・館長、県立新南高校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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