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内容説明
すしと稲のルートを探し歩いた悪戦苦闘のひとり旅。ニューヨークで最初のすし専門店「竹寿司」の開業者が、すしと稲のふるさとを訪ねて従来の学説を検証する。
目次
第1章 なれずしの故郷へ
第2章 再びなれずしを追う
第3章 稲はどこで生まれたか
第4章 稲作の伝播と言語
第5章 ネチネチVSパラパラ嗜好
第6章 旧満州へ、台湾へ
第7章 漢民族とすし
著者等紹介
松本紘宇[マツモトヒロタカ]
1942年東京生まれ。東京大学農学部農芸化学科卒業後、サッポロビールに入社。69年退社後、ニューヨークに渡り、日本レストランでのアルバイトや魚介類のバイヤーを経た後、ニューヨークで最初の寿司専門店『竹寿司』を開業。以後ワシントンD.C.、トロント、ベルギーなどに『竹寿司』チェーンを展開。現在は食文化研究家として、世界各地を遍歴中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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志村真幸
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著者はアメリカで魚の卸業に携わったのち、1975年にニューヨークで最初の寿司専門店「竹寿司」をオープンさせたことで知られる人物。 本書は、中国への旅についてまとめたもの。くりかえし訪れており、当初はなれずしの起源に迫っていたのが、やがて稲作の歴史へと関心を広げていったようだ。 なれずしについての旅行記はおもしろい。雲南省の僻地へ分け入り、怪しげな食べものに果敢に挑戦する。 ただ、米の話ではインディカ種とジャポニカ胤の起源と歴史が考察されるのだが、もうひとつ納得できなかった。2018/10/01
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