内容説明
スペインの中に、スペイン語では語れないもう一つの文化がある。カタルーニャ語という言語文化の歴史の実相から少数言語の可能性を考える。
目次
第1章 言語の諸相
第2章 少数言語の視点
第3章 少数言語化の過程
第4章 言語の回復
第5章 言語のさかい
第6章 言語の正常化
第7章 言語と法
第8章 言語と祖国
第9章 言語の名称
第10章 言語再考
著者等紹介
中嶋茂雄[ナカジマシゲオ]
1955年東京都生まれ。東京大学理学部生物学科卒業、および同学部地理学科卒業。1998~2005年度武蔵大学で「欧米の風土と文化」を担当。南欧とくにカタルーニャとオクシタニーの言語問題を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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