出版社内容情報
私たちは、原発は、頭脳の臨界線にはあるのだが、眼には入らないような電力生活をしている。しかし、原発は稼働し、事故を起こし、地震を恐れ、老朽化に蝕まれている。その現実を、もう原発は建造物自体が老朽化で危険な事を柔らかく・誰にも分かるように解説。
目次
第1章 はびこりはじめた「安全余裕」という危険神話
第2章 材料は劣化する―大惨事の温床
第3章 原発の事故はどう起こっているのか
第4章 中越沖地震と東京電力柏崎刈羽原発
第5章 東海地震と中部電力浜岡原発―運転差し止め一審裁判の概要
第6章 原発は正しい選択だったか