内容説明
1934年カリフォルニア。DV殺人に死刑判決!大恐慌下のロサンゼルスで起きた夫殺害事件。彼女はなぜDV被害を隠し続けなければならなかったのか?時代を超え、死刑・虐待・女性の生き方の問題を現代に投げかける。
目次
モンタナの少女
真夜中の銃声
山小屋での逮捕
謎の女―つくられたイメージ
スケープゴート
州民対ネリー・マディソン裁判
不可解な弁護方針
最終弁論
評決
ただ一人の女子死刑囚
自白―夫の嘘と暴力と背信
広範な助命嘆願運動
自由への最後の闘い
著者等紹介
ケアンズ,キャスリーン・A.[ケアンズ,キャスリーンA.][Cairns,Kathleen A.]
カリフォルニア州立工芸大学サンルイスオビスポ校歴史学講師。専攻:カリフォルニア州史、メディア史、女性史。1976年、カリフォルニア州立大学卒業。1995年、同大学デービス校で博士号取得。博士号取得前の12年間、ロングビーチ・プレス・テレグラムの編集記者
佐藤貞子[サトウテイコ]
雑誌記者、雑誌・書籍の編集者を経て翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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