ベーシック・インカム―基本所得のある社会へ

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ベーシック・インカム―基本所得のある社会へ

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768469637
  • NDC分類 364
  • Cコード C0030

内容説明

無条件の「所得保障」という選択―「ベーシック・インカム」構想とは何か!いま注目の社会理論の全容を明らかにする。

目次

第1章 ゲッツ・W・ヴェルナーの提言、および彼とのインタビュー(未来への基礎:ベーシック・インカム;つねに種を蒔くこと;月並みの改革ではなく、根本的な改革を;私たちの生活はパラダイス状態にある;労働をマニアック視することで、みんな病気になる;根本的に考えて、一歩一歩行動しなければならない)
第2章 ベーシック・インカムの効果について―論考とインタビュー(不安の報酬;労働市場と社会保障政策の分離;賃金は非課税;租税改革とは新たな分配を学ぶこと;自由を可能にし、共同体を強化する)
第3章 反応(異議と回答;読者からの手紙)
解題 ゲッツ・W・ヴェルナー著『ベーシック・インカム―基本所得のある社会へ』に寄せて

著者等紹介

ヴェルナー,ゲッツ・W.[ヴェルナー,ゲッツW.][Werner,G¨otz W.]
1944年、ハイデルベルク生まれ。中等教育を終了後、コンスタンツでドラッグストアの店員見習いになる。2006年現在、ドラッグストア・チェーン「デーエム」は全ヨーロッパで約1500の店舗と21000人の従業員を擁し、年間売り上げは31億ユーロに上る。「デーエム」の経営に当たるかたわら、2003年以降カールスルーエ工科大学の「起業家精神養成のための学部横断研究所」の教授職に就いている

渡辺一男[ワタナベカズオ]
1946年、神奈川県小田原市生まれ。東京都立大学大学院博士課程中退(ドイツ文学専攻)

小沢修司[オザワシュウジ]
1952年、大阪に生まれる。1982年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程学修退学。京都府立大学福祉社会学部教授。2007年、同、福祉社会学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たぬきのしっぽ

3
ベーシックインカムの制度的提案というよりは、労働についての根本的な発想の転換を促す本。ベーシックインカムに対する心構えを作るのによい入門書。失業とは少ない労働で多くの生産が可能になった成功の証(108)、我々は貨幣によってではなく他者によるサービスに依存して生活している(31)という指摘はおもしろい。特に後者は、前近代において乞食はいても貧困問題はなかった(暮らしてゆける)とされるのに通じる。近代的賃労働 の成立とともに貧困も生じた。ならば、その解決は近代的賃労働からの解放によって可能になるということか。2012/03/27

paumi

2
全ての人に最低限の生活を保証するベーシックインカムを。これからはAIが発達しそれらに仕事を取って代わられるだろう。労働観もやがて変わっていき、生活のための賃労働から人類はベーシックインカム前提の自分らしい労働へと移り変わっていく。実現する日はだいぶ遠いだろうが、本当にそうなって今より生きやすい社会になってほしい。2017/11/27

星雅人

2
★★★★★ 消費課税のベーシック・インカム論中心。予想以上に実現が可能に思えて驚いた。ベーシック・インカムはなんというか性善説に依っている気がするけれど、俺は人間を信頼しているから問題なし。労働者にも、雇用者にもメリットがあるっていうのが何よりすごいし、意味のない仕事に縛られて無駄なものを作っている人が減ると思う。パラダイムよ、シフトせよw2010/02/11

レイヒロ

1
小沢先生の講義のレポートを書くために読んだ本が、本棚を整理していたら出てきたので、久しぶりにぷらっと読んでみました。実現できるかどうかという議論は別として、一種の思考実験として読んでみても面白いと思います。2012/06/29

Hanna

1
わかりやすく、文章にも愛を感じる本。経済は友愛でないといけないという、まさにその思想からきていることがわかる。シュタイナーにも後半少しふれているが詳しくはのっていない。あくまで、経済書。社会三層化を深く知りたい人はこれとはまた別に調べる必要がありそう。しかし、入門書としてはかなりできのいいおすすめ作品です。

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