内容説明
大西洋を渡る航海の果てに植民者は何を見たのか。大航海時代と植民地主義の現実を植民者の視点から明らかにし、ブラジルに上陸した彼らの足跡から欧州植民地政策の真相を詳述する。
目次
第1部 ブラジル植民史の一断面(大西洋に浮かぶアソーレス諸島;島嶼性と島を出る心理;サンタ・カタリーナ島の防備・要塞化の必要性 ほか)
第2部 サンタ・カタリーナ島とその州の歴史(先住民が住む大自然の島;スペインとポルトガルとサンタ・カタリーナ島;入植 ほか)
第3部 サンタ・カタリーナの文化と文学(民衆文化;サンタ・カタリーナ文学;サンタ・カタリーナ州の発展の軌跡)
著者等紹介
浜岡究[ハマオカキワム]
1965年、京都府生まれ。中央大学卒、京都外国語大学大学院修士課程修了。武蔵大学人文学部(東西交流史)、拓殖大学言語文化研究所(ブラジル・ポルトガル語)講師等を務める。専攻はポルトガル史・文学、ブラジル植民史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。