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内容説明
時空間の風花―サクラの風景の彼方を幻視する見ることの哲学。今ここに、西田幾多郎の思想を蘇らせる。
目次
第1部 サクラ考(花はあるか;いのちの形;場所とはたらき;有と無と成 ほか)
第2部 ロゴスと身体―西田幾多郎の身体論(身体としての自己;ロゴス的身体;直観する身体;時空間としての身体)
著者等紹介
大沢正人[オオサワマサヒト]
1946(昭和21)年東京生まれ。東京外語大学及び早稲田大学在学中、学生運動にかかわる。「東外大マルクス主義研究会」をつくり、マルクス、ヘーゲル、西田幾多郎をテーマとする。私塾経営
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろゆき
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丁寧に西田幾太郎の哲学を分かりやすく解説している本だと思う。ただ結局、私には理解しがたいのは西田そのもののためだろうか。ヘーゲル論理学の始まりとなる、「ある」つまり無規定の有、それ故にイコールで結ばれる無、というのは、無規定故それ以上は分析できない思考の限界点(ヘーゲルにとっては始まり)と思うが、それより「広い」西田の絶対的無は、どうしても理解できなかった。そして「場」。サクラが使われているが、自然を眺めるそこに私はなく、渾然一体となるところからはじまるような、陶然とした感覚には危うさしか感じず、私は抵抗2012/11/09
しょ~や
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西田幾多郎の本とか一度ちゃんと読みたいなぁと思っているので、まずは解説本でもと思ったが、用語が難しい……2018/05/23
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