内容説明
「道元」が蘇る遠藤誠の説法。弁護士体験に裏打ちされた響きが読む者の魂をゆさぶる。
目次
世間の評判などクソくらえ
ただ坐る
ダイアモンドと石ころは等価値である
親子がベタベタすると百害あって一利ない
文句を言ってくれる人のいる人は幸せである
松本智津夫も赤ん坊の時は悪人でなかった
縁を自分で選ぶ
病いは気から
人から何か言われても気にするな
ご利益を求めるな
反対給付をのぞむな
悟りを開きたいと思うな
食えなかったら食うな
貧乏人の身になってみろ
本を読むな
著者等紹介
遠藤誠[エンドウマコト]
1930(昭和5)年10月、宮城県大河原町に生まれる。二高(旧制)を経て、1953年東京大学法学部を卒業。現在、仏教者として「現代人の仏教の会」「弁護士会仏教勉強会」「内山愚童師を偲ぶ会」を各主宰。紀野一義師に師事す。帝銀事件の平沢貞通氏・連続ピストル射殺犯の永山則夫君・反権力自衛官二等陸曹佐藤備三君の事件の各弁護団長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。