叢書歴史学への招待<br> プラハの異端者たち―中世チェコのフス派にみる宗教改革

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叢書歴史学への招待
プラハの異端者たち―中世チェコのフス派にみる宗教改革

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768467350
  • NDC分類 234.8
  • Cコード C0022

内容説明

異端者たちは何を守ろうとしたのか。ローマの権威に挑み、十字軍を迎え撃ったプラハの市民の胸に去来したものは何か。中世を生きぬいたフス派の歴史を詳述する。

目次

序章 ボヘミア、プラハそしてフス派
第1章 皇帝の都
第2章 フスの教えをめぐって
第3章 革命の都
第4章 早すぎた宗教改革
第5章 中欧のコスモポリタン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤクーツクのハチコ

1
ずーっとプラハの歴史を追ってから狂王ルドルフまでくると「なるほどルドルフってこうかー」と納得2015/06/08

Yonda

1
わかりやすい。チェコて何よ?ハプスブルク家の属国でしょう?くらいの偏見しかない僕でも容量オーバーにならず、読み続けることができました。理由づけをしながら、必要最低限の日本語で一本道で説明してくれるのがとてもよかったです。2013/05/19

陽香

0
199808202012/03/01

めっちー

0
フス派に興味を持って手に取る。事細かにチェコの歴史の流れが書いてあり、非常に勉強になる。フスは聖書第一の信仰を説き、現実的な関心に基づいた語り口が、多くの市民を惹きつけた。一方でフスの批判は教会による世俗権利、財産所有に留まらず、教皇の権威批判にまで進んだ事で、教会から危険視されて処刑される。これが後のプロテスタント運動に強い影響を与えた。カトリックと妥協した穏健派が勝ち、静かになるが、チェコスロバキア共和国成立で運動が讃えられる。ルターや松陰はフスに似ている面がある。錯綜する思惑が繰り広げられてる印象。2017/03/26

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