内容説明
日本初のグランドホテルとして誕生した帝国ホテル。宿泊することがステータスだったホテルがシティホテルに変容する百余年、建物・宿泊者・料理・働く人々・その時代を全調査。この物語はホテル論であると共に日本近代化の光と影を語るものでもある。帝国ホテルの全てが分かる。
目次
プロローグ 近代化の光と影
第1章 帝国ホテル誕生の仕掛け人
第2章 外国人支配人たち
第3章 転換期のドラマ
第4章 ライト館の魔力
第5章 有名人たちの投宿
第6章 バロン大倉喜七郎と帝国ホテル
第7章 国策への献身
第8章 帝国ホテルの事件簿
第9章 ライト館の解体
第10章 株式の攻防
エピローグ ホスピタリティは健全か