出版社内容情報
20 世紀の前期、ロシアとドイツの革命を股にかけたポーランド・ユダヤ人の革命家でジャーナリストのカール・ラデク(1885-1939)の半生を描く。ラデクは、生まれ育ったオーストリア= ハンガリー帝国東部のレンベルク(今日のウクライナ西部の都市リヴィウ)を皮切りに、ポーランド、スイス、ロシア、ドイツにまたがる領域を往来した冒険的な越境者・バガボンドである。また、ケストラーの小説『真昼の暗黒』主人公のモデルの一人であり、前衛芸術運動ダダの命名者との説もある。東欧の都市を舞台に500 人以上の人物を登場させ、大河的な歴史物語として完成させた本邦初のラデク伝! ヨーロッパに新たな壁が生まれつつある今、本書は、その壁を乗り越える歴史的想像力の土台となる。
【目次】
序 章 ラデクとは誰か
第1章 レンベルク
第2章 タルヌフ
第3章 クラクフ
第4章 チューリヒ
第5章 ワルシャワ
第6章 ベルリン
第7章 世界大戦
第8章 封印列車
第9章 途中下車
内容説明
サントリー学芸賞受賞の著者による19‐20世紀転換期のヨーロッパ国際関係史。ナショナリズムが激化し、戦争と革命の暴力が渦巻くロシア、ウクライナ、ポーランド、オーストリア、ドイツ―。激動の時代を駆けたコスモポリタンのバガボンド、ポーランドユダヤ人、カール・ラデクの知られざる半生―最新の資料で描く、亡命発/革命行き封印列車までの歴史群像劇。
目次
序章 ラデクとは誰か
第一章 レンベルク
第二章 タルヌフ
第三章 クラクフ
第四章 チューリヒ
第五章 ワルシャワ
第六章 ベルリン
第七章 世界大戦
第八章 封印列車
第九章 途中下車
著者等紹介
米田綱路[ヨネダコウジ]
1969年、奈良県生まれ。大阪大学文学部美学科、同大学院言語文化研究科修士課程修了。新聞記者、書籍編集者を経て現在、週刊書評紙図書新聞スタッフライター、立教大学社会学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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