出版社内容情報
【ひとりカルト(hitori-cult)】スマホなど個人の環境下で世界が完結し、他者には理解されにくい妄想や信念、ライフスタイルを自己崇拝的に築く現代のカルト的傾向。
長引く不安、見えない将来。暗雲立ち込める現代社会を生きるわたしたちの焦燥感と暗い気分を吹き飛ばすかのように、次々と新しいムーブメントが生まれ、広がっている。
推し活・ソロ活・YouTuber・陰謀論・ミニマリズム・マインドフルネス・オンラインサロン・ポピュリズム――こうした新カルチャーは、もはや一過性の流行ではなく、わたしたちの生き方そのものを塗り替える価値観へと変貌しつつある。
孤独も絶望も、スマホひとつで熱狂へ。
現代社会を覆う【ひとりカルト】の正体を「サバイバリズム=生存戦略」の視点から読み解く、衝撃の時事評論集。令和サバイバルの最強指南書!?
【目次】
プロローグ 崩壊する社会、見捨てられた人々
第1章 剥き出しのサバイバリズムへようこそ
第2章 サイコパス万歳!
第3章 ソロ活、拡張家族、陰謀論
第4章 ポピュリズムという宗教
第5章 人生が「クソゲー化」する社会
エピローグ そして世界は終わらなかった
内容説明
『シン・エヴァンゲリオン』から『ミッドサマー』『地面師たち』まで―話題作から浮かび上がる、令和の狂騒と異変。
目次
プロローグ 崩壊する社会、見捨てられた人々
第1章 剥き出しのサバイバリズムへようこそ
第2章 サイコパス万歳!
第3章 ソロ活、拡張家族、陰謀論
第4章 ポピュリズムという宗教
第5章 人生がクソゲー化する社会
エピローグ そして世界は終わらなかった
著者等紹介
真鍋厚[マナベアツシ]
評論家、著述家。1979年、奈良県天理市生まれ。大阪芸術大学大学院修士課程修了。2016年、テロリズムを評論・映画・小説・マンガなどを渉猟しながら考察し、一律に解釈できない多様な正義を読み解いた『テロリスト・ワールド』(現代書館)でデビュー。社会学者の宮台真司から激賞される。研究分野は、ポストコミュニティ、ポスト宗教、自己啓発、ポピュリズムなど多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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