暖簾の紋章―社名とマークから読み解く企業の心

個数:

暖簾の紋章―社名とマークから読み解く企業の心

  • ウェブストアに97冊在庫がございます。(2025年08月28日 16時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784768459676
  • NDC分類 325.14
  • Cコード C0023

出版社内容情報

江戸時代、武士は家名と家紋で自らを表したが、家名の名乗りを許されない商人や職人は店の名称である屋号と店の紋章である暖簾で自らを表した。暖簾紋は商家の入口に下げられた暖簾に染め抜かれた紋章のことで、図柄も意味合いも家紋とほぼ同じであると言っていい。
広告宣伝手段のあまり多くない時代、屋号と暖簾紋は現在よりはるかに重要だった。転じて、暖簾という言葉は店主や店の信用を表すようにもなった。ドラマには「暖簾にかけて……」という台詞があるように暖簾は物理的な存在というより、その店が存在を知られ、信用されていること、さらに言えばその背景にある文化であり、ブランド力とも言えるだろう。
本書は「屋号」と「暖簾紋」の生まれた歴史的経緯にスポットをあて、それらができあがった背景や変化していった経緯を知ることで、創業者の想い、暖簾経営哲学、各企業がどのように時代に寄り添い生き抜いたかを調べたものである。
家紋に比べ暖簾紋を研究した書物は少なく、詳細を知るのは難しいのだが江戸後期から明治にかけて、各地で商家の案内本が作られていて、暖簾紋も多く掲出されている。それらから27,702点を採取し分類した。
それら企業情報は創業ストーリーになっており、興味深い歴史物語である。

内容説明

老舗商家の暖簾紋の謎に迫る。暖簾紋は家紋とは異なる商人独自の紋章であり、商人の心だ。江戸期に華ひらき、老舗企業にいまも脈々と続く商人の文化を、その成り立ちから変遷、種類や変化型まで、三万件近い紋章の実例から詳細に解き明かす。

目次

第1章 暖簾紋の成り立ちと江戸時代の買物案内に見る全体像
第2章 大企業グループと百貨店は暖簾紋を重視した
第3章 商人に人気の山形紋と曲尺紋
第4章 もっとも種類が多い植物の紋章
第5章 鳥、昆虫、伝説の霊獣まで、幅広い動物の紋章
第6章 自然を敬う紋章、霊験を願う文様、器物や建物の紋章
第7章 特性が付加された紋章、文字を使った紋章
第8章 暖簾分けで変化していく紋章

著者等紹介

村中憲二[ムラナカケンジ]
1950年山口県生。法政大学卒業。出版社勤務後、編集プロダクションを設立し『わたしの藤沢周平』(文春文庫)をはじめ、多くの出版物、PR誌など広報制作物の編集・執筆を行っている。また大手銀行系シンクタンクのビジネス誌を編集統括し、数百社の優良中堅企業を取材・執筆する。社史の執筆も多く、『太陽ホールディングス60年史』では日本経営史研究所主催の優秀会社史賞、『ニチバン100年史』では全国カタログ展銀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品