傍流の巨人 渋沢敬三―民俗と実業の昭和史

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768459621
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0039

出版社内容情報

宮本常一を支えた「巨人」の全貌に迫り、「オルタナティブ」のさらなる深みへ――
2024年6月「100分 de 名著」出演・畑中章宏氏最新作! 

“日本資本主義の父”として名を馳せ、2024年7月3日より新一万円札の新しい顔となる
渋沢栄一の孫で事業の継承者、あるいは民俗学者・宮本常一の調査・研究上のパトロン――渋沢敬三(1896?1963)のイメージはこんなふうにだれかを通して思い描かれることが多い。日本民俗学に果たした役割の大きさにも関わらず、柳田国男や宮本常一の影に隠れて、その業績や仕事の意義にこれまで光を当てられてこなかった。
本書は、民俗学の学問的根拠は「オルタナティブ」にあると考える著者が、渋沢の思想と方法が持つ非主流性(傍流)に着目して描き出す、ユニークな評伝であり、昭和史である。

内容説明

「大事なことは主流にならぬことだ。傍流でよく状況をみていくことだ」“オルタナティブ”で、“規格外”。“日本資本主義の父”渋沢栄一の孫、民俗学者・宮本常一の支援者。多彩な顔をもつ巨人の全貌と、その思想の“非主流性”を描き出す。

目次

第1章 “民俗”と“実業”のはざまで(“日本資本主義の父”の孫;アチック・ミューゼアムという「場」;「花祭」というきっかけ;「民具」からみた日本;渋沢敬三が育てた人びと;戦争の時代へ)
第2章 『祭魚洞雑録』『祭魚洞襍考』ほかを読む(最初の単行本―『祭魚洞雑録』;「延喜式」への着目―『祭魚洞襍考―第一部日本水産史研究』;滋味に富む“雑文集”―『犬歩当棒録―祭魚洞雑録第三』;渋沢敬三『雪国の春』―『東北犬弁当俸録』;外交と科学―『南米通信』)
第3章 “非主流”の証明(「フィランソロピスト」として;規格外の思想家;民間学としての「渋沢学」;渋沢敬三という「オルタナティブ」)

著者等紹介

畑中章宏[ハタナカアキヒロ]
民俗学者。1962年大阪府生まれ。近畿大学法学部卒業。災害伝承・民間信仰から、最新の風俗・流行現象まで幅広いテーマに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

2
カメラを持つ男 民俗と実業のはざまで: 日本資本主義の父の孫 アチックミューゼアムという場 花祭というきっかけ 民具から見た日本 渋沢敬三が育てた人びと 戦争の時代へ 『祭魚洞雑録』『祭魚洞襍考』ほか: 最初の単行本―『祭魚洞雑録』 延喜式への着目―『祭魚洞襍考― 日本水産史研究』 滋味に富む雑文集―『犬歩当棒録――祭魚洞雑録第三』 渋沢版『雪国の春』―『東北犬歩当棒録』 外交と科学―『南米通信』 非主流の証明: フィランソロピストとして 規格外の思想家 民間学としての渋沢学 渋沢敬三というオルタナティブ2024/10/11

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